多くのサロン様・エントリー者様が、この発表をお待ちいただいていたと思います。
まずは、全ての皆様に心からの感謝を申し上げます。
今年は
コロナ5類感染症移行になってから初のコンテストという事もあり
これまでの6年間とは異なる傾向がありました。
例年より初挑戦サロン様が多かった事や、痩せる⇒体重を減らす事に力を注がれたサロン様やエントリー者の方々が7割を占めていました。
どの目的であったにせよ、半年間にも及ぶその長い道のりにあった葛藤やご苦労は並大抵の事では無かった筈です。
私達の人生は選択の連続
そもそも「コンテスト」の意義は?と問われると
エステティックサロン視点にたつと、「この期間に必ず結果を出す全ての責任を負う」という緊張の半年間となります。
一方、エントリーしてくださる皆様においては、始める動機がお1人ずつ異なっていました。
●お店の人が好きだから、この人の為に頑張ってみたい
●そろそろ自分の為にお金と時間をかけてみよう
●家族や友人がそのサロンに通って大変身したので、自分も挑戦してみたくなった
●期間が決まっているから、頑張れる
●フレキシアのインスタグラムを観て
など、さまざまな想いでスタートラインに立っていらっしゃいました。
この動機となる選択から、おひとり様ずつの物語がありました。
意外にも、私達は「選択」という【時間軸】によって生きていき、その時間軸の延長線に「身体軸」が大きく影響しています。
例えば、起床した時から始まる
今日は何を着ていく?
お昼は何を食べる?
このメールはいつ返信をする?などなど・・・
今、この記事を読んで下さっているのも選択の1つです。
統計学上では、人は1日に35,000回もの選択をしているのだそうです。
毎日が忙しくて、「今日の自分」を振り替える事すら忘れてしまっていると思いますが
小さな選択を繰り返しながら、時には人生を変える大きな選択まで選んできたと思います。
エステティックサロンに通われる方々は、「自分よりも家族」「自分よりも仕事」といった具合に
他を優先することが多い傾向にあり
知らないうちに「身体軸」が歪んでしまっている事に気づかない方々が多い
のです。
その事が自分自身の体調を壊していき、後回しにされた肉体と心のバランスの乱れにも気が付かなくなり
「どうして、こんなに何もかも上手くいかないのだろう…」と自分を責めたり
環境や人が悪いのでは無いか・・・と陥っていくケースが多いようです。
コンテストにエントリーしてくださった皆様は
そういった「よくわからない不調」に陥ってしまったり、慢性化したカラダの痛みや、急に年齢を感じる時などに
ㇵッ!と立ち止まった方々ばかりでした。
自分がしてきた選択を、どこかで建て直しをしたい・・・と、思い立ち
そのきっかけが今年3月のコンテストスタートラインだったようです。
コンテストにエントリーされているサロン様もエントリーに踏み出された方も、
「自分の為の選択」する機会が「コンテストの意義」と考えて
挑戦してくださったのだと感じる今年でした。
だからこそ、審査期間は複雑な心境で
眠れない日が2週間以上続くのが、毎年の恒例リズムともなってきました。
毎年のように
大きなモニターに写しだされる写真から審査は始まりますが、最終審査では
印刷されて壁に貼り出されていきます。
最終審査の時期には、骨格と変化でエントリー№を暗記してしまうほど
何度も何度も写真を拝見しています。
審査期間が終わり、会場から大量の結果写真が外された時には
寂しくなるほどです。
審査後は印刷されたお写真やデータを、シュレッターや廃棄専門の機器にかけて処理するのですが
私は敢えてその業務を毎年、何日間かをかけて1人で担当させてもらっています。
単純な個人情報データ削除…というだけの作業ではなく
FTIスリムコレクションを開発して良かった
と感じれる時間だからです。
30年近くも前の自分がした選択は
ナノカレント®機器を選んでくださったエステティックサロン様や、サロンに通う方、使ってくださる方によって
「元井さん、今のところ大丈夫よ。合格だよ!」と言って頂けているようで
安心しながら、データ削除の作業をしています。
こんな感動を頂いている事にもお礼を伝えたくて
今回は普段は口にしない私の胸の内をブログに書き込みました。
書き出したら、止まらなくなりそうですので
そんなこと良いから早く発表してよ~とスクロールを急がれてしまいそうですね。
あらためて
挑戦してくださった全てのサロン様とエントリーされた皆様に柔らかな幸せが降り注いでくれる事を祈りながら
第7回の審査をさせて頂きましたことをご報告し、今年の入賞サロン様とエントリー者様を
下記に発表いたします。
ナノカレント®開発者 元井真吾
※コンテストの審査方法は技術結果の【技術点】に加え
サロン様でのFTIスリムコレクション契約数・体験数
販促POPなどを加点した【サロン点】の合計が
総合点となり順位を決定しております
★審査総評★
『自分に自信を持ちたい』とエントリーしたコンテスト
掲げた挑戦を、見事に達成した結果です。
多くの票を獲得した点は正しい姿勢と各パーツの位置。
そして、最も困難とされるヒップの高さと形成でした。
スッと天に伸びた首から耳の位置、バストの高さは
サロンとご本人様の努力が感じられ、
後ろ姿からは未来への自信が感じ取れます。
紙ショーツ左右対称ではないけれど、それをも上回る結果と
突き抜けたサロンポイントも加わった結果と言えるでしょう。