機器開発事業部の田島です。
今回は1999年に続き、2000年に参加した香港コスモプロフのエピソードを
ご紹介したいと思います。1999年についてはコチラを参照ください。
あいもかわらずアルバイトとしてフレキシアに勤めていた私ですが、
『1999年の香港経験者』というだけで半ば自動的にメンバーとなりました。
私自身もちょっとだけ馴れた気分（これが大間違いなのですが）で
気軽に仕事を受けました。
確かに99年は大反響を頂きましたが、
量産を開始したばかりのミラクルウェーブは果たして
今年も香港で評価されるのか・・・誰にもわからない『勝負の出張』です。
今ではビッグサイトのビューティーワールドジャパンに毎年出展、
展示ブースは専門家に依頼している
パーテーションで区切られただけのスペースに
ポスターやベッドを設置、
書類をどこに置くか、
どのような方向でデモを観てもらえるか、
現場で考えます。
99年に続いて日本語、英語、広東語が達者なＭｒ．ビリーにもアシストしてもらいます。
しかもＭｒ．ビリーは仲間を数人引き連れてくれました。
『ありがとう！』
準備中↓
さて本番1日目・・・オーＮＯ！
ブースでは閑古鳥が鳴いています！ガラガラです！！・・・ピ～ンチ！
どうにかしようと近くを歩いている方に手当たりしだい話かけます。
（小林に『ナンパしてるみたい』と言われました・・・心外です）
田島：こんにちは！フレキシアです
来場者：何の商品ですか？
田島：生体電流の代わりに細胞に働きかける電気が出る機器、ミラクルウェーブのご紹介です!
来場者：えー、どういう意味ですか？ 超音波みたいの？
田島：製品理論はこちらの資料を・・・（資料をペラペラ）
来場者：ふーん・・・っていうかなんで英語？、広東語は？
田島：恐縮ですが広東語は・・・香港のスタッフを呼びましょうか？
来場者：あなたはナニ人なの？
田島：日本人です。日本のメーカーです。メイドインジャパンです。
来場者：そうなんだ～！どこの人かわからなかったですよ。
田島：中国語の資料もありますし、香港のスタッフも居ますが・・・
来場者：私は・・・韓国人だから英語で良いですよ。
田島：・・・なんだか混乱させてしまいすみません。
来場者：ところで何の機械でしたっけ？
そうです、香港人Ｍｒ．ビリーの広東語によるマイクパフォーマンスもあり、
来場者にとってはフレキシアがどこの会社か分かりにくくなっていたのです。
誤算とはこのこと・・・
早速Ｍｒ．ビリーに頼んで日本のメーカーであることを強調してもらいますが・・・
状況はあまり改善されません。
・・・なぜ？・・・あまりブースに人が入らないままあっというまに1日目が終了。
明日、明後日でどうにか挽回しないと出張自体が失敗となってしまいます、
またもやピーンチ！
その「またもやピーンチ！」については、また次回に！
