機器開発事業部の田島です。
今回は、サロン様専用美容機器『ミラクルウェーブ』を発表した
1999年のお話をしたいと思います。
『フリーター』であった当時の私は某化粧品メーカーの倉庫で入、出荷作業をしていました。
朝から夕方まで、基本的に一人で荷捌きと梱包をする、気楽なバイトです。
その倉庫にちょくちょく立ち寄って雑談していたのが元井です。
雑談といってもエステ業界の話、フレキシアの業務内容や目標等々の話題が多く、
(なんだか上目線ですが)フレキシアに将来性みたいなものを感じていました。
元井は当時の自分にとって『関連会社の部長さん』であり、
後に自分の上司になるとは想像もしていませんでした。
ある日いつものように元井が倉庫に来ました・・・何時になく真剣な表情です。
『香港に新製品の試作機を持ち込んで発表するから
臨時のアルバイトとして手伝ってくれないか』と元井。
その数日後、今度は小林が倉庫に現れ、
『一緒に香港で仕事をしよう、がんばろう』と異常なくらいに熱く語る。
まだ携帯電話の普及率が低く、
あったとしても今ほどEメールのやりとりが盛んではない頃ですから、
元井や小林はわざわざ私の働いている倉庫に立ち寄っての誘い・・・
力仕事くらいは手伝えるだろうと元井の誘いを受けることにしました。
倉庫アルバイト後には当時のフレキシア・・・新宿4丁目、雑居ビルの一室、
玄関を入ると左右にダンボールが積まれている小さな事務所兼倉庫に行き、
準備や打ち合わせをする日が続きました。
コンセプトは全員で商品説明できるようになることです。
香港出張に持ち込む試作機がサロン様専用美容機器『ミラクルウェーブ』であり、
フレキシアとって失敗の許されない新製品企画であることを理解すると同時に、
ダンボールだらけの部屋でフェイシャル技術を受け、商品説明のレクチャーを受けました。
香港に行く者、東京で後方支援に廻る者・・・正社員全員で深夜までミーティング、準備を続けていました。
しかしながらです・・・香港出張まで後数日という週末に・・・「ショ~ック」な出来事が・・・。
つづきはまたお話します。